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先日、川口市内の特別養護老人ホームを視察した。
視察の目的は施設内の状況把握と何よりそこで働く方の話を伺いたかったものである。

実は行政運営についていろいろとご意見を伺うが、昔の土木中心の行政サービスから医療・福祉・子育て等の財政支出が増え、歳出における予算配分の中心が社会保障費へと移行している。それらと比例するように、市民の皆様から寄せられるご意見も、社会保障関係にシフトされているように感じている。

(寄せられたご意見の中から)
~現在の日本の総人口は約1.3億人、平成年度に入り、出生者は年105万人~110万人で、この5年間では1年約105万人となり、今後も少しずつ減少する。また、高齢者は平成35年まで増加するが、その後、高齢者は急減して少数に成る。この事を念頭に育児・医療、介護の対策を検討すべきである・・・

これは市民の方から寄せられた手紙の一部であるが、同じようなご意見を他にもいただいている。私自身高齢の両親と小学校低学年の子供を抱えており、正に私の生活実態そのものである⇒学校卒業後は隔日勤務の職に就いていた為、働く両親の代わりに祖父母の世話(一部介護も)を体験した。夫婦共稼ぎをし、高齢の両親を抱えながら、子供を保育園・幼稚園に入れ現在は小学校に通わせている。

社会の変革とともに現場を常に視ておくことが何より大切なことだと感じている・・・・・・・・・