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昨日から 2日間(10月19・20日)全国都市センター会館にて「都市農業サミット」が、有志首長と関係者(全国19の都市が主催都市となり、37の都市が賛同)が立ち上がり 『都市農業の復権と再生を目指す決意を表明するため』 都市農業サミットが開催されます。私も、元川口市の農業を考える有識者会議のメンバーとして 傍聴してまいりました。

会場で配布された資料には、主催都市の概要と題して「農地・農業の現状と課題等」を記載した冊子があり、その内容から 首都圏近郊都市の農業・農地は食だけにとらわれず、食育・環境面からも多面的な役割を果たすことが極めて重要。また、農地・農業が減少の一途をたどっている様子が伺えます。
更に、各参加都市の生産農業所得をも見ても、農業は労働に対する対価としての収入が低い傾向にあることから、営農者の減少・農地の減少に歯止めをかけることが 不可能に近い現況が 記されている。

一方、参加各都市の農業算出額と生産農業所得に目を転じれば、野菜を中心に生産することにより、農業所得を得られることが、農水省統計から読み取れるものである!

従って、川口の花き植木中心の農業が厳しい状況であり、地場産業としての強みを生かした、農業の復権と再生(サミットの趣旨である)を目指したいものである・・・・・・・・・・・・